幼児期に自己コントロールと非認知能力を育てるための子育てのポイント

保育、子育て

非認知能力とは

非認知能力とは、IQや学校のテストのように数値化できる認知能力に対し、目に見えない感情や心の働きといったような、数値化しにくい分野の能力のことです。社会情動的スキルともいわれていて、例えば、自分で目標を決めて取り組める、まわりの人と円滑にコミュニケーションができる、自分を大事に思える、ということです¹。

幼児期に「非認知能力」を育む3つのポイント

幼児期に「非認知能力」を育むポイントとしては、

  • 「子どもをまるごと受け止める」
  • 「いろいろなあそびやお手伝いを日常的に行う」
  • 「子どもの好きなことをさせる」

などが挙げられます¹。

「子どもをまるごと受け止める」とは…

「子どもをまるごと受け止める」とは、親子のスキンシップやコミュニケーションを通して、子どもは「自分は自分のままでここにいてもいいのだ」と自己肯定感を高めます。何があろうと、絶対に手を差し伸べてくれる、味方になってくれる人がいるという安心感が心を安定させ、自分のことを大切に思います。また、いろいろなことに好奇心を持ち、「自分ならできる」とポジティブな感情でチャレンジするようになっていきますよ¹。

「いろいろなあそびやお手伝いを日常的に行う」とは…

幼児期の非認知能力は、遊びの中で育つとよく言われます。特に取り入れたいのは「外遊び」です。文部科学省の幼児運動指針でも、体を動かす遊びを通じて協調性やコミュニケーション力、意欲、有用感などが身につくことが示されています¹。

また、お手伝いもおススメです。子供が非認知能力を身につけるために親ができることは、見守る、安全な環境を用意する、自分でやろうとすることを尊重するなど基本的な協力姿勢です¹。

「子どもの好きなことをさせる」とは…

お家の中でのひとり遊びや兄弟との遊び、ごっこ遊び、体を使う外遊び、身近なものを使っての工作遊び、などさまざまな遊びをとことんさせてあげましょう。何をして遊ぶのか、自分で決めさせてあげましょう。主体的に遊ぶ子は、何をするにも自ら積極的に動こうという意欲を持ちますし、遊びの中で工夫する力も身につけていきます。お友だちと一緒に遊ぶことは、人と協力して何かを行う楽しさを知る絶好の機会です¹。

まとめ

以上が幼児期における自己コントロールと非認知能力を育てる方法です。参考にしてみてください。

(1) 「非認知能力」はどんな能力?幼児期におけるその具体例と …. https://dora-kids.shopro.co.jp/manabi-door/2020/07/post-11.html.
(2) 「非認知能力」ってなに?なんで大切なの?どう育てるの …. https://solution.toppan.co.jp/education/contents/dekrioute_column02.html.
(3) 家庭で非認知能力を育てる方法 – こそだてまっぷ. https://kosodatemap.gakken.jp/learning/intellect/3656/.

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