保育は、子どもと保護者の安心安全を守り、子どもたちの情緒面を安定させ、生活面の自立、身体的な成長、心の成長を促す等 多くを担う仕事である。
保育園時代の子どもたちはかわいくも有り、ややこしくもある…しかし、成長し思春期になる子どもたちも また違ったややこしさ、大変さがある。
思春期とは？
思春期とは、体や心に大きな変化が起こる、子どもから大人へと成長する過渡期のことを指します。具体的には、10代前半から後半にかけての期間を指し、身長や体重の増加、性的特徴の発現、心理的にも自己主張が強くなり、自分自身や周囲との関係性について考え始めることが特徴的です。また、この時期には若者自身が自分自身を発見する時期でもあり、自己認識を深めていく大切な期間でもあります。思春期には、若者が悩みやストレスを抱えることも多く、周囲の人が理解やサポートをすることが大切です。
思春期時期の問題点とは…
思春期には、以下のような問題点が生じることがあります。
- 1. 社会的不安定感
- 身体的・心理的変化が大きなストレスになり、周囲の人や環境に対して不安を感じる場合があります。
- 2. 自己肯定感の低下
- 新たな環境や、自分自身が大人になっていくことに対して不安を抱え、自己肯定感が低下することがあります。
- 3. 迷いや決断に悩む
- 将来の進路や自己のアイデンティティを見出すために、迷いや決断に苦しむことがあります。
- 4. 非行行為に走る可能性がある
- 自立意欲が高まる一方で、自己制御能力が未熟なため、非行行為に走る可能性があります。
これらの問題点に対して、周囲の人が理解やサポートをすることが大切です。思春期の子どもたちに対して、暴力や暴言による責め、否定的な言動をすることは避け、話を聞いたり、子どもたちに向き合って話し合ったりすることが大切です。また、支援機関や専門家のサポートを受けることも求められるかもしれません。
思春期に本人ができること，やるべきこと&周りができること
思春期を乗り越えるために、本人や周りができることは…
【本人ができること】
1. コミュニケーションを大切にする
友達や家族と積極的にコミュニケーションを取り、悩みやストレスを共有することが大切です。
2. 良い習慣を身につける
健康的な食生活や十分な睡眠、適度な運動をするなど、生活習慣を見直し、良い習慣を身につけることが大切です。
3. 自己啓発を行う
自分自身の得意なことや興味のあることを見つけ、自己啓発を行うことで、自己肯定感を高めることができます。
【周りができること】
1. 理解し、サポートする
本人の悩みやストレスに対して、理解を示し、必要な場合は適切なサポートをすることが大切です。
2. コミュニケーションをとる
本人と積極的にコミュニケーションを取り、話を聞いたり、アドバイスをしたりすることが大切です。
3. 活動の場を提供する
スポーツや教育、ボランティアなど、本人の興味や関心に合った活動の場を提供することで、自己肯定感の向上や成長を促すことができます。
思春期は、本人自身と周りの人々が共に協力して乗り越えるべき時期です。周りが温かく支えることで、そして本人自身が自己肯定感を高めながら前向きに向き合うことで、この重要な時期を成長、そして充実したものにすることができます。
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