子育てをしていると様々な悩みや壁にぶつかることがありますよね。乳児期の赤ちゃんから中高生の思春期まで大事にしたい㊙️ポイントを保育士であり、親の目線からまとめたいと思います。
乳児期(0歳から2歳)は手をかけ、目をかけ育児が大事
乳児期は赤ちゃんの成長にとって非常に重要な時期です。親にとっては、手をかけ、目をかけて育児を行うことが大切です。以下に具体的な事例を挙げて説明します。
例えば、赤ちゃんが泣いた時には、すぐに抱き上げてあやしたり、おしゃぶりをあげたり、オムツを替えたりすることが必要です。保護者（親）が体調不良になっている場合でも、赤ちゃんのケアをしなければなりません。（赤ちゃん自身で、できることはまだ限られていますからね）
また、赤ちゃんの成長に合わせて、適切なおもちゃや音楽を与えて刺激を与えることも大切です。赤ちゃんが「おしゃべりしよう」「一緒に遊んで」とアピールしてきた時には、積極的に関わってあげることが育児において大切なポイントです。
また、赤ちゃんが成長する過程で、ストレスや不安を感じることもあります。このような時には、親が温かく見守ってあげることが必要です。赤ちゃんが安心して眠るために、親が側にいて寝かしつけたり、抱っこしてあやしたりすることが大切です。
以上のように、乳児期は手をかけ、目をかけて育児を行うことが大切です。赤ちゃんの成長に合わせて、親が積極的に関わって、安心して成長できる環境を整えることが必要です。
幼児期(3歳から6歳)は目をかけ気持ちをかける子育てが大事
幼児期は子どもたちが自我を持ち、自分自身の意見を表現することが増える時期です。そのため、親が目をかけて子どもたちの気持ちを理解し、感情面でのケアを行うことが大切です。以下に具体的な事例を挙げて説明します。
例えば、子どもたちが自分で何かをやりたいと言った時に、親が注意を払ってそれに応じることが大切です。例えば、自分で服を選んで着替えたい、おかたづけを自分でやりたいという希望があった場合、親が手伝ってやることで、子どもが自信を持って自己実現することができます。
また、子どもたちが何かに失敗した時に、叱ったり罰を与えたりするのではなく、なぜ失敗したのかを一緒に考えることが大切です。失敗を恐れるようなことがなくなり、積極的に挑戦することができるようになります。
さらに、子どもたちの感情を理解し、受け入れることも大切です。例えば、怒ったり泣いたりしている時にその気持ちを否定せず、しっかりと受け止め、話を聞いてあげることで、子どもたちは自分の気持ちを表現する自信を持つことができます。
以上のように、幼児期においては、目をかけて子どもたちの気持ちを理解し、受け止めることが重要です。子どもが自分自身を表現し、自己実現をすることができるように、親が的確なケアを行うことが重要です。
学童期(7歳から18歳)気持ちをかける子育てが大事
学童期の子育てでは、子どもたちの気持ちに寄り添って接することが大切です。以下に具体的な事例を挙げて説明します。
例えば、学校での問題や友達関係のトラブルなどで悩んでいるときに、親が相談に乗ってあげることが重要です。子どもたちが自分の気持ちを話しやすい雰囲気を作るように心掛け、真剣に話を聞いて共感したり、アドバイスをしたりすることで、子どもたちは安心して自分の気持ちを表現することができます。
また、子どもたちが自分で物事を考えられるように支援することも大切です。例えば、宿題のやり方や勉強計画の作り方を一緒に考えたり、進路選択について話し合ったりすることが良いでしょう。
さらに、子どもたちに対して積極的な関心を示すことも大切です。例えば、スポーツ活動や趣味について興味を示して話を聞いたり、親子で一緒に遊びに行ったりすることで、子どもたちは親が自分たちのことを理解していると感じ、安心感を得ることができます。
以上のように、学童期においては、子どもたちの気持ちに寄り添って接し、積極的な関心を示すことが大切です。子どもたちが安心して良い関係を築けるように、親が積極的に向き合うことが必要です。
帰る場所 安全基地はいつまでも必要
子どもを育てる上で、子どもたちがいつでも帰れる場所である「安全基地」は、いつまでも必要な存在です。以下に具体的な事例を挙げて説明します。
例えば、小学校低学年の子どもたちが登下校の際に、同じ地域に住む友達の家を「安全基地」として定め、帰宅途中にトイレ休憩や何かあった時にその家に立ち寄ることができるようになっています。また、保護者同士が相互に「安全基地」を定めて、子どもたちが居場所を失った場合には、その場所に行き安心して過ごすことができます。
さらに、子どもたちがスポーツや習い事などで遅くなってしまった場合、家に直接帰れない場合も「安全基地」があると安心です。その日の疲れやストレスを誰かに話したり、家まで送ってもらったりすることができます。
「安全基地」は、子どもたちにとって身近で安心できる存在であり、いつでも助けが必要な時に頼ることができます。また、親にとっても子どもたちが安心して過ごすことができるので、安心して働くことができるようになります。
以上のように、子どもを育てる上で、子どもたちがいつでも帰れる場所である「安全基地」は必要不可欠な存在です。子どもたちが気軽に立ち寄れるような場所を作り、親同士で助け合いながら、子どもたちの成長を支援することが大切です。
大人同士が繋がり合い、子どもが安心できる、リフレッシュできる『居場所作り』を作ることも大切です。また、親や保護者として、無償の愛情を持ち 子どもが気持ちや身体を癒やせる場所として家庭のような安心、安全な居場所という場があることが子どもたちの育ちにはとても重要です。
まとめ
子育ては、親と子どもが共に成長していく継続的なプロセスです。その中で、特に乳児期から学童期までの子育てには、重要なポイントがあります。
まず、乳児期には目をかけ、手をかけて愛情を注ぎ、適切な食事や睡眠を与えることが大切です。赤ちゃんは不安定な体と心を持っており、様々な刺激に敏感です。親が積極的に関わることで、赤ちゃんの成長を促し、安心感を与えることができます。
幼児期には見守り、やらせながら、子どもが自然と自分で行動することを促し、自己肯定感を高めることが大切です。自分でやってみたいという欲求が強くなり、自主性を重んじる時期でもあります。
そして、学童期には気持ちをかけることが大切です。子どもが自分の感情に向き合い、自分で解決する力がつくように、話を聞いたり、適切なアドバイスをしてあげることが大切です。
また、子ども自身がいつでも帰れる場所が必要です。家がその場所であり、家族が温かく迎えてくれることで、子どもはいつでもリラックスすることができます。家族が家族であることを大切にし、居心地の良い雰囲気を作ることも大事です。
子育ては人それぞれですが、乳児期から学童期までのポイントを大切にすることで、より良い成長・発達を促すことができます。親が子どもと一緒に成長することによって、家族の絆が強まり、健やかに育つことができるのです。
コメント